震災状況

たつの子の震災 > 震災状況

被災状況報告

1996年3月15日に“被災状況報告書”を会員全員に送付しました。
大変な状況の中で返答いただいたのは216名中130名でした。
主なものを報告します。

自宅・家族の状況
自宅全壊     12名
(東灘区4、灘区2、中央区1、兵庫区1、長田区1、西宮市3)
自宅半壊     13名
(東灘区5、灘区1、中央区1、兵庫区1、垂水区1、須磨区1、西宮市2、宝塚市1)

その他、神戸市、芦屋市、西宮市などに住んでいる方々は殆ど一部損壊の被害を受けました。
実家、親戚が全壊、全焼、半壊という方もいました。
ご家族、親族に亡くなった方がおられるという者が数名いました。
転居された方が20名ほどいました。
避難所で長く生活された方、実家、親戚の家などに避難された方は大勢いました。
その後県内外に転居されたままの方もおられます。
震災後、親戚や祖父母との同居が始まり、母親が大家族の生活を支える事で精一杯。ストレスが溜まり、子供に配慮する余裕がなくなってしまったと訴える方が数名いました。

> 当時の子どもの様子