当時の子どもの様子

たつの子の震災 > 当時の子どもの様子

  • 指しゃぶりが始まった。(幼児 男子)
  • ストレスが溜まり、物を投げる。(幼児 男子)
  • 夕方からぐずったり一緒に寝て欲しがる。(幼児 女子)
  • 休園日が続きだらだらした生活が続いた。幼稚園が始まっても嫌がる日が多い。(幼児 男子)
  • 授業中ぼーっとしている 作文が書けなくなった。(小1 男子)
  • 赤ちゃん返り・妹をたたく。(小1 男子)
  • 夜の暗がりを怖がる “地震がまたくる?”と寝る前に言う。説明しても分からず百科事典の“地震”のページを毎日ひろげている。(小2 男子)
  • 一人で留守番ができなくなった。一日に一度は必ず“地震こわかった”と言う。祖母と同居し、思いやりや色々な事を吸収できてよかった。(小2 女子)
  • トイレにも付いていってほしいと言う。わがままになった。パニックを起こす。学校へも行きたがらない。(小2 男子)
  • トイレのドアを閉めて用を足せなくなった。(小2 女子)
  • 忙しくてかまってやれないためイライラしている。怒りっぽくすぐ泣く。(小3 男子)
  • 急に親との同居が始まり、狭い家の中でみなが何となくイライラしている。子供にゆっくりした気持ちで接することができない、そのためトラブルが増えた。生活のリズムがすっかり変わり気持ちが不安定なため赤ちゃん返りのように、甘えてばかり。(小3 男子)
  • 少しのことにもイヤー!と絶叫している。ワァーッと言って発散するのであればいいとあまり止めていない。(小3 男子)
  • 1ヶ月ほど独り言などの症状が出たが治った。(小3 男子)
  • 運動不足で太ってきた気をつけたい。(小3 男子)
  • 夜、余震があると一人で寝られない。(小4 女子)
  • 洗濯機の音や振動が怖くなり、家の中でも他の部屋に行く時は誰かと一緒多くの人が家の中にいてバタバタしているので自分のペースが守れず、生活リズムがメチャクチャになり精神的に不安定。登校拒否になっている。(小5 女子)
  • 少し怒りっぽくなった。毎日のように“地震は?”と聞く。(小5 女子)
  • 1ヶ月ほど実家の池田へ疎開、地元の小学校へ。養護学級と親学級で学び、よくしてもらった。(小6 男子)
  • ちょっとした音や、夜トイレに行く時怖がる(中1 男子)
  • ずっと親子で過ごす時間が多く、以前より心穏やかにのびのびとしている。(中1 男子)
  • 当初は大変おびえて眠れなかったりしたが、今は大丈夫。(中1 女子)
  • 避難所、岡山の実家に1ヶ月、手がかからずよかった。転居したため転校したが学校の対応がよく落ち着いている。(中1 男子)
  • 新しい環境に馴染みにくいので苦労した。(中1 男子)
  • 震災前は、週末、家族でレクリエーションを楽しんでいたが、出かけられなくなり暇をもてあましイライラすることが多い。(中2 男子)
  • 寝ていても少しの音で起きる。(中2 男子)
  • 家具の下敷きになったショックで一人で寝なくなった。少々不安定で落ち着きなし、不安から奇声が多くなった。(中2 男子)
  • 散歩コースに危険なところが多く一人で出せない、運動不足。(中3 女子)
  • 登校拒否による昼夜逆転が戻りかけたのに、震災後、夜もテレビが気になって寝られない。(中3 男子)
  • 好きな交通情報の変化に戸惑っていたが、復旧状況の表を部屋中に貼り、毎日確認して安心していた。(中3 男子)
  • 余震をとても気にしている。自分が死んだらどうなるのかとよく言う。ひとりごとが多くなった。留守番を嫌がるようになった。(中3 男子)
  • 物音に敏感になった。電気をつけたまま寝るようになった。(中3 男子)
  • 学校が全焼、仮教室で3月まで、再建の目途が立たない。4月から遠くなるので心配。(高1 男子)
  • 校舎が被害に遇う。姉妹校に週一回通学。4月から東加古川に仮設校舎。東灘からなので遠くなる。(高1 女子)
  • ボランティアに出かけたりして色々と学んでいる。(高1 男子)
  • 学校が全焼。2月から塚口。4月から尼崎で友人が震災のため引っ越ししたので、気落ちしている。(高2 男子)
  • ファミコン、テレビの毎日だったが3月中旬にやっと授業再開。ボランティア、アルバイトをやりたいと言うが、あぶなっかしくて出せない。(高2 男子)

> 親たちのエッセイ