親たちのエッセイ

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中1男子の親 (大阪市)

1月17日の朝、私は今までに経験したことのない恐ろしく大きな揺れで目を覚ましました。その後のテレビの画面に映る、阪神間の惨事の光景を見ては涙していました。
しばらくすると、何かしなくてはと思い、「たつの子」で親しくさせていただいていた方々の安否を確認しました。そしてあまり役にたちませんでしたが、代表のTさんのお宅までお伺いしました。
阪急梅田駅では救援物質を届ける人の波でいっぱいで車内は悲壮感が漂っていました。その一方、帰路立ち寄ったデパートでは何事もなかったように冬物バーゲン商品を買いあさる人でいっぱいでした。「たつの子」の皆さんに暖かく迎えてもらい、親しくさせてもらっていなかったら、私もその中にいただろうと思います。
被災された方々には何のお力にもなれず、3~4回の押し売りボランティアを自分への気休めにした私でした。「たつの子」の活動が停止し、心にぽっかり穴のあいた私と子供(たぶん?)でしたが、少しずつ活動が再開され、今はうれしくて夢のような気持ちです。
これからも子供と私たち親・家族の為にがんばって行きましょう。